リリオ・クラシックシリーズ2009
天満 敦子ヴァイオリンリサイタル
  ピアノ:吉武 雅子
 Atsuko Temma
2009 7/18(土) 14時30分開演(14時開場)

   入場料 《友の会》S席:4,500円、A席:4,000円 《一般》S席:5,000円、A席:4,500円
         学生席
(A席部分):2,500円 特別席(車椅子スペース・親子室):2,500円  全指定席 
   
   
※未就学児童の入場は御遠慮ください。

    主催 知立リリオ・コンサートホール
    後援 知立市、知立市教育委員会、知立市文化協会、中日新聞社、潟Lャッチネットワーク、ホテルクラウンパレス知立

     
プログラム
 J.S.バッハ/アダージョ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001より 第1楽章)
 マスネ/タイスの瞑想曲
 ラフマニノフ/ヴォカリーズ
 ファーマー/<ホーム・スイート・ホーム>の主題による変奏曲
 小林亜星/地平を翔ける風
 小林亜星/旅人の詩
 サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ
 ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24 「春」
 ポルムベスク/望郷のバラード

アンコール
 ドヴォルザーク/ユーモレスク
 モンティ/チャルダッシュ


プロフィール
 天満 敦子(ヴァイオリン)
 東京都出身。6歳よりヴァイオリンをはじめ、小学校時代、NHK・TV「ヴァイオリンのおけいこ」に出演。講師の故江藤俊哉氏に資質を認められて音楽家への道を志した。東京芸大在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン・ティボー国際コンクール特別銀賞等を受賞して注目を浴びる。海野義雄、故レオニード・コーガン、ヘルマン・クレッバースらに師事。
 1992年「文化使節」として訪れたルーマニアで、「ダヴィッド・オイストラフ以来の感激」(同国文化大臣)と高い評価を受け、公演は空前の成功を収めた。翌年この訪問が縁で巡り会った同国の「薄幸の天才作曲家」ポルムベスクの「望郷のバラード」を日本に紹介、以後この作品は天満敦子の代名詞とさえ言えるほどのクラシック界異例の大ヒット曲となった。憂いをおびた美しい旋律とともに、曲に秘められたエピソードも話題をよんだ。
 朝日新聞朝刊に1998年7月から1年余り連載された小説「百年の預言」(著/芥川賞作家高樹のぶ子)に登場する情熱の女主人公 走馬充子(そうまみつこ)は彼女がモデル。作品を貫いて流れる憂愁の旋律<バラーダ>は、言うまでもなく「望郷のバラード」。NHK・BSと総合で95年より再三放映された「わが心の旅・漂泊のバラーダ」は視聴者に深い感動を与えた。2000年文芸春秋社より自伝的エッセイ「わが心の歌 望郷のバラード」が処女出版され、好評を得て版を重ねている。2005年5月以降再三放送されているNHKスペシャルのドキュメンタリードラマ「望郷」(脚本・演出/岡崎栄)では同年1月の紀尾井ホールでの「望郷のバラード」演奏シーンが使われ、曲の美しさに加え、天満敦子の人間的魅力が改めて脚光を浴びた。
 これまで多数のCDを発売。そのうち、1993年録音の「望郷のバラード」(アートユニオン)は大ヒットとなり、「現代日本のヴァイオリン音楽・抄」は文化庁芸術作品賞に輝く。キングレコードへの移籍後、この秘曲との巡り合い10周年を記念して2003年秋に発売された「Balada(望郷のバラード)」は高い人気を得て、これまたロングセラーを記録している。2004年1月放送の「吉岡秀隆 シルクロード浪漫」(東海テレビ開局45周年記念特番)では小林亜星が作曲したテーマ曲の演奏を担当。同時にCD「シルクロード浪漫」を発売。5月には初のDVD「望郷のバラード〜天満敦子in葉山2004」(神奈川県立近代美術館葉山 開館記念ミュージアムコンサート)もリリースされた。また11月には待望のバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全曲CDが発売され、楽壇の注目を集める。2005年4月には天満ファンを自認する小林亜星の書き下ろし作品3曲を含む<日本のうた>アルバム「ねむの木の子守歌」 (第47回日本レコード大賞企画賞受賞)9月にはオルガンの小林英之と共演した「祈り」、さらに2006年9月に「ツィゴイネルワイゼン」、2007年6月に「愛のあいさつ」、2008年9月に「祈りU」をリリース。
 天衣無縫、個性味あふれる語り口と、ステージにおける強烈な自己投入が、彼女の魅力と言われるが、その裏に秘められた深い譜読みと、絶えざる研鑽の日々を知る人は少ない。人気絶頂の今日にあっても、年に何回かアムステルダムに赴き、生涯の師と仰ぐヘルマン・クレッバースの許で学ぶ生活を捨てていないという。現在、東邦音楽大学大学院教授。

ホームページ http://www.officetemma.co.jp


 
 吉武 雅子
(ピアノ)
 東京都出身。3歳よりピアノを始める。東京芸術大学音楽学部附属高等学校、同大学器楽科卒業。高尾茂治、守田和子、馬場和世、故井口秋子、林美奈子、佐藤俊、田村宏、室内楽を辛島輝冶の各氏に師事。当代屈指のアンサンブルの名手、田村宏氏には長年にわたり格別の薫陶を受けている。海外ではコンラード・ハイゼン、アレクサンダー・イエンナー各氏の指導のもとに室内楽及び歌曲と器楽伴奏法の研鑽を積む。芸大在学中よりヤマハ、ベーゼンドルファー主催のコンサート及び NHK-FM「午後のリサイタル」などに出演。歌曲伴奏者としても数多くの歌手と共演。芸大3年生のおり、田村宏教授の推薦でヴァイオリニスト天満敦子の伴奏を始め、共演歴は20年に及ぶ。国際交流基金の要請により、天満とともに中国、中近東を歴訪。1999年、東京文化会館(小ホール)にて初のソロ・リサイタルを行い、専門誌で高い評価を得た。2004年、紀尾井ホールでプラハ室内管弦楽団と共演し、聴衆を魅了。また、天満敦子のCD「Balada」、「シルクロード浪漫」、「ねむの木の子守歌」、「ツィゴイネルワイゼン」でも、天満との名コンビぶりを発揮。日本演奏連盟会員。洗足学園音楽大学准教授。