天満敦子 ヴァイオリンリサイタル      ピアノ:吉武雅子 
 Atsuko Temma

 9/15(月・祝) 15時開演(14時30分開場)

   入場料 S席 5,000円(一般)、4,500円(友の会員) 
         A席 4,500円(一般)、4,100円(友の会員)
         

    ※未就学児童の入場は御遠慮ください。

    主催 知立リリオ・コンサートホール
    後援 知立市、知立市教育委員会、知立市文化協会、中日新聞社、潟Lャッチネットワーク、
        知立セントピアホテル

プログラム
 ヴィターリ/シャコンヌ ト短調
 フランク/ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 −休憩−
 バッハ/シャコンヌ 二短調
 ショーソン/詩曲 Op.25
 ラヴェル/ツィガ-ヌ 
 ポルムベスク/望郷のバラード
アンコール曲
 モンティ/チャルダッシュ
 小林亜星/北の宿から
プロフィール
天満 敦子
 6才よりヴァイオリンをはじめる。小学生時代、NHK・TV「ヴァイオリンのおけいこ」に出演、講師の江藤俊哉氏に資
質を認められて音楽家への道を目指す。
 芸大在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン・ティボー国際コンクール特別銀賞等を受賞、楽壇の注目を浴びる。
大学院修了後、内外でコンサート活動を展開。その間、海野義雄、故レオニード・コーガン、ヘルマン・クレッバース氏
など内外の名人・巨匠にその才能を愛され、永年にわたって親身の薫陶を受ける。
 1992年初夏、「文化使節」として訪れたルーマニアでは「ダヴィード・オイストラフ以来の感激」(同国文化大臣)と高
い評価を受け、公演は空前の成功を収めた。また、この訪問を機縁に彼女が日本初演を果たした薄倖の天才ポルム
ベスクの遺作《望郷のバラード》は、クラシック界では異例の大ヒット曲となった。
 この3年間、訪れた国は延べ20カ国に及ぶ。コンサートの日程は目白押しであるが、かたわらテレビ朝日「徹子の
部屋」、TBS「モーニング・アイ」、NHK「人間マップ」等々、テレビ出演も重なり、なかでもNHK・BSと総合で再三放映
された「わが心の旅・漂泊のバラーダ」、NHK「課外授業」「真剣10代しゃべり場」は視聴者に深い感動を与えた。
 リリースされたCDは10タイトルを越えるが、うち<現代日本のヴァイオリン音楽・抄>は文化庁芸術作品賞に輝
き、<望郷のバラード><シャコンヌ>はいずれもベストセラーになっている。本邦ピアノ界の重鎮田村宏との共著に
なる楽譜「珠玉のヴァイオリン小曲集・望郷のバラード」(音楽之友社)は内外で高い評価を受け版を重ねる。可愛らし
い「天満敦子の本」(銀の鈴社)も上梓され、好評。なお昨年朝日新聞朝刊に連載された評判の連載小説「百年の預
言」(芥川賞作家高樹のぶ子)に登場する情熱の女主人公走馬充子(そうまみつこ)は彼女がモデル。作品を貫いて
流れる優秀の旋律《バラーダ》は、言うまでもなく秘曲《望郷のバラード》である。
 使用楽器はアントニオ・ストラディヴァリウス晩年の名作。伝説の巨匠ウージェーヌ・イザイ遺愛の名弓で奏でるヴァ
イオリンの音色は豊麗にしてかつ繊細。他の追随を許さない。
 1999年12月から2000年3月にかけて行われた無伴奏コンサートは、本公演、追加公演、再追加公演の3公演
全てが完売となり話題をよんだ。続く2000年11月、エフゲニー・ザラフィアンツと共演した紀尾井ホールのリサイタル
も完売し、追加公演を行った。
 天衣無縫、個性味あふれる語り口と、ステージにおける強烈な自己投入が彼女の魅力と言われるが、その裏に秘
められた深い譜読みと、絶えざる研鑚の日々を知る人は少ない。人気絶頂の今日にあっても、彼女は年に数回アム
ステルダムに赴き、生涯の師と仰ぐヘルマン・クレッバースの許で学ぶ生活を捨てていないという。
 現在、東邦音楽大学特任助教授。
 なお、2000年11月10日、文藝春秋社より自伝的エッセイ「わが心の歌 望郷のバラード」が処女出版された。ま
た1996年、紀尾井ホールにおける共演で絶賛を博したドイツの名ピアニスト、ライナー・ホフマンと録音したヴェートー
ヴェン《クロイツェル・ソナタ》&フランク《ヴァイオリン・ソナタ》が2001年3月にリリースされた。
吉武 雅子
 東京都出身。3歳よりピアノを始める。
 東京藝術大学附属高校を経て、同大学音楽学部器学科を卒業。高尾茂治、守田和子、馬場和代、故井口秋子、
林美奈子、佐藤俊、室内楽を辛島輝治の各氏に師事したが、当代屈指のアンサンブルの名手、田村宏氏には長年
にわたり格別の薫陶を受けている。なおこの間、海外において巨匠コンラート・ハンゼン、アレクサンダー・イェンナー
の各氏の指導のもとに室内楽及び歌曲と器楽伴奏の研鑚を積む。藝大在学中よりヤマハ、ベーゼンドルファー主催
のコンサート及びNHKFM「午後のリサイタル」などに出演、活発な室内楽活動を行う。歌曲伴奏としても、数多くの歌
手と共演している。
 藝大3年生のおり、田村宏教授の推薦でヴァイオリニスト天満敦子の伴奏を始めて以来、その良きパートナーとして
内外のステージで活躍、共演歴は10年に及ぶ。
 国際交流基金の要請により、天満とともに中国(北京など4都市・1995年)、中近東(エジプトなど4カ国・1996年)
を歴訪、「抜群の文化使節」と絶賛を浴びた。
 1999年9月東京文化会館(小ホール)にて初のソロ・リサイタルを行い好評を博した。
 日本演奏連盟会員。現在、洗足学園音楽大学講師。
 今秋キングレコードより発売される天満敦子のCD新譜には、協演者として起用されている。